「ペリフェレル」5〜8話=未来と現実が交錯する!驚愕の展開に目が離せない!
amazon prime videoの「ペリフェラル」、5話から8話までやっと見終わりました。特に7話から8話までは怒涛の展開で目が話せません。ただ、相変わらず聞きなれない名詞ばかりでホントわかりにくいので最低でも2回は見ないと頭の中で整理できない視聴者が多いかと思います。なので個人的には頭の中でまだ完璧に整理できてませんが、とりあえず5話から8話までレビューしたいと思います。
5話から8話の見どころ
近未来と現代(現代といっても2032 年!)が交錯する世界で、主人公フリンが翻弄されるSFサスペンス『ペリフェラル』。1話から4話では、フリンが未来のロンドンにアクセスでき、ペリフェラルというアバターを介して、70年後の世界へと足を踏み入れるスリリングな展開が描かれました。さらに5話から8話にかけて、物語はさらに加速し、2転3転と想像を絶する衝撃の連続へと突入します。特に8話に関してはとんでもないクライマックスが待ってました。
未来のロンドンで待ち受けるのは、新たな謎と危険、そして衝撃の真実。フリンは、大切な人々(特に母親)を守るため、そして自らの運命を切り開くため、未来と現在を股にかけた壮絶な戦いに挑みます。なのでアクションも満載です。陰謀渦巻く未来都市で、彼女は一体何を見て、何を経験するのか? そして、彼女が最後に選ぶ道とは?主演のクロエ・グレース・モレッツ(27)も大人の演技を見せてます。
この記事では、『ペリフェラル』5話から8話までの見どころを徹底解説! スピーディーな展開、複雑な人間関係、そして、ドラマの予想外の結末に、最後まで目が離せません。SF好きはもちろん、ミステリーやサスペンス好きにもおすすめの作品です。
原作者について
「ペリフェラル」の原作者ウィリアム・ギブソンは、1948年生まれのアメリカ出身の小説家、SF作家、随筆家です。彼は、1980年代に発表した小説『ニューロマンサー』で「サイバースペース」という言葉を初めて用い、サイバーパンクというSFのサブジャンルを確立した、まさにその第一人者と言える存在です。インターネット社会を予言した作家ともいわれてます。
ギブソンの作品は、高度に情報化された近未来社会を舞台に、ハッカーや人工知能、巨大企業などが織りなす複雑な世界を描いています。その独特の世界観と鋭い社会批評は、多くの読者やクリエイターに影響を与え、映画『マトリックス』シリーズをはじめとする数々の作品にインスピレーションを与えてきました。
「ペリフェラル」もまた、ギブソンの特徴である近未来的な設定と緻密な世界観が存分に発揮された作品です。彼は、単なるSFアクション作品ではなく、人間の選択と責任、そして未来への希望を描いた奥深い物語を創り上げました。
ペリフェラルの主な登場人物
「ペリフェラル 〜接続された未来〜」は、複雑なキャラクターと未来的な世界観が交錯するサイバーパンクなドラマです。以下に、主な登場人物を紹介します。様々な登場人物が出てきますのでとりあえず覚えておくといいかと思います。
- フリン・フィッシャー
- 演: クロエ・グレース・モレッツ
- 物語の主人公で、VRゲームを通じて未来のロンドンと関わることになる。病気の母親の看病をしながら、兄の仕事を手伝っている。
- バートン・フィッシャー
- 演: ジャック・レイナー
- フリンの兄で、元海兵隊員。VRのテストプレイヤーとして仕事をしており、未来の陰謀に巻き込まれます。結構イケイケな兄ですが妹には立場的に弱い印象を受けます。
- ウィルフ・ネザートン
- 演: ゲイリー・カー
- 未来のロンドンでフリンをサポートする神秘的な人物。未来の世界におけるフリンの案内役であり、彼女を助ける。
- アリータ・ウェスト
- 演: シャーロット・ライリー(この女優さんはなんと、トム・ハーディの奥さんだそうです)
- 未来のロンドンでフリンが出会う謎めいた女性でウィルフの義理の姉、リサーチ研究所の生物多様課職員。この女性がこのドラマの影の主役的な役割で、何度もこの名前が出てきます。彼女がフリンをゲームに誘い、物語の展開に大きな影響を与えます。
- コナー・ペンサ
- 演: ルイ・ハーサム
- バートンの親友で、戦争で負傷し障害を負った元兵士。彼もまた、フリンとバートンが関わる未来の戦いに巻き込まれていきます。
これらのキャラクターは、未来と現実の世界で繰り広げられる複雑なストーリーを通じて、互いに交錯しながら物語を進めます。それぞれのキャラクターが物語にどのように影響を与えるのかが、視聴者の興味をそそります。
ペリフェラルの用語解説
このドラマはとにかく色々な特殊用語が出てきます。それをわかってるのとそうでないとでは理解度が全く変わってきます。私もまだエピソード4までしか見てませんので完璧に理解はしていませんのでご容赦ください。
とにかく、主な用語を解説します。
- ペリフェラル
- ペリフェラルとは、未来の世界における遠隔操作可能なアバターのことです。これは、ユーザーが自分の意識を転送して操作できるロボットのような存在で、未来の体験を現実の身体に負担をかけずに行える装置として描かれています。作中でフリンが使用することで、彼女は未来のロンドンにアクセスします。
- スタブ
- スタブは、未来のテクノロジーによって作られるパラレルワールドの一種で、現実の時間軸とは異なる独立した分岐現実のことです。これらのスタブは、未来の人々が過去に影響を与えるために作られるもので、それぞれのスタブは独自の歴史を歩むことになります。
- リサーチ研究所
- 未来世界に存在する強力な組織で、物語の主要な組織の一つとして描かれます。この研究所は、時間や現実に干渉する技術を持ち、未来と過去の世界を繋ぐ重要な存在です。
- コイド
- コイドは、人間に似た存在ですが、顔の無いロボットです。実は人工的に作られた生命体と思われます。顔の画像を表示したコイドもいる。高度な知能を持ちつつも、主に労働力として利用される存在のようです。
- ジャックポット
- ジャックポットとは未来世界における破滅的な出来事を指す言葉です。これは、地球規模の環境災害や経済崩壊など、複数の危機が同時に発生する一連の災害を指しており、人類の未来に大きな影響を与えたもののようです。
これらの用語は、物語の理解を深めるために重要です。それぞれの要素が、未来と過去が交錯する物語の中でどのように機能しているのかを把握することで、物語の世界により没入することができるでしょう。
4話までのあらすじ
舞台は2032年のアメリカ。ゲームの天才であるフリン(クロエ・グレース・モレッツ)は、兄バートンから依頼されたVRゲームのテストプレイを引き受けます。しかし、そのゲームは実は70年後のロンドンと繋がっていることが判明し、フリンは未来の世界で起こる出来事に巻き込まれていきます。つまり、次第にただのゲームでないことが判明していきます。
フリンは、未来のロンドンで出会ったウィルフと共に、謎の組織に追われる身となった女性アリータを探すことになります。しかし、彼らの行く手には、未来を変えることで利益を得ようとする者たちや、未来の技術を利用して現在に干渉しようとする者たちが立ちはだかります。
フリンは、大切な家族や仲間を守るため、そして二つの世界を揺るがす巨大な陰謀を阻止するため、未来と現在の両方で危険な戦いに身を投じていきます。果たして彼女は、この困難を乗り越え、未来を救うことができるのか?
ネタバレなしの5話からのあらすじと注目ポイント
第5話:未来の闇、深まる謎
フリンとバートンが未来に介入する中で、彼らがどのように利用されているのかを徐々に理解し始めます。これまで曖昧だった敵の姿や、未来の技術が現実に与える影響が次第に明らかに。未来世界の真の支配者や、彼らが目論んでいる計画が浮かび上がることで、視聴者は物語の新たな層に引き込まれます。
注目ポイント
ウィルフとの再会と、二人の間に生まれる新たな絆。
未来のロンドンで繰り広げられる、スリリングな追跡劇と手に汗握るアクションシーン。
研究所襲撃事件の背後に潜む闇と、新たに浮かび上がる謎。
過酷な状況下で、フリンが示す成長と揺るぎない決意。
フリンの家族を狙う、冷酷な殺し屋ボブの登場と、彼らが繰り広げる激しい攻防。
第6話:過去と未来、交錯する選択
さらに緊張感が高まり、フリンたちが追い詰められる状況に。未来からの支配を受けつつも、現実世界での戦いも続き、彼らは新たな同盟を築く必要に迫られます。特にフリンが未来での自分の役割や、彼女を取り巻く謎のテクノロジーの真実に迫る場面は、物語の重要なターニングポイントとなります。
注目ポイント
フリンの決断がもたらす、予想外の事態と緊迫感あふれる展開。
過去と未来、二つの世界の繋がりと、互いに影響し合う関係性。
物語の核心に迫る重要な情報が明かされ、謎が少しずつ解き明かされていく過程。
フリンの葛藤と苦悩、そして彼女が最後に見せる強い意志。
第7話:明かされる真実、迫る危機
フリンはこれまで信じていたすべてが覆される瞬間を迎えます。彼女は未来の支配者たちが隠していた驚愕の事実に直面し、物語の根底にある謎が次第に解き明かされます。未来のテクノロジーが人類にどのような影響を与え、どのように支配されているのか、その核心に迫る展開が繰り広げられます。
注目ポイント
真実を知ったフリンの怒りと悲しみ、そして彼女が取る行動。
物語全体を揺るがす、予想外の展開と衝撃的な結末。
絶体絶命の状況下で、フリンが見せる勇気と決意。
物語のクライマックスに向けて、緊張感が最高潮に達する。
第8話:未来への希望、そして選択
すべての謎が明らかになり、フリンは未来と現在を救うための最後の選択を迫られます。それは、自らの存在を犠牲にするかもしれない、過酷な選択。愛する人々を守るため、そして未来への希望を繋ぐため、フリンは運命に立ち向かいます。この選択が未来にどのような影響を及ぼすのか、そして現実世界にどのように帰結するのかが大きな焦点となります。
注目ポイント
フリンが最後に下す決断と、衝撃の結末。
絶望的な状況から生まれる、未来への希望と再生。
物語を通して描かれる「選択」の重要性と、その責任。
まとめと感想
「ペリフェラル」は、単なるSFアクション作品ではなく、人間の選択と責任、そして未来への希望を描いた奥深い作品です。複雑に絡み合う謎、スリリングな展開、魅力的なキャラクターたちが織りなす物語は、観る者を最後まで惹きつけ、深い感動を与えてくれます。
まだ観ていない方は、ぜひAmazon Prime Videoで「ペリフェラル」の世界を体験してみてください。きっと、あなたもこの物語に夢中になるはずです。
実はこのドラマの最後にシーズン2に続きそうな意味深なシーンがありますが、運悪くハリウッドのストライキの影響を受けシーズン1で打ち切られることが正式に決まってるようです。物語よりも現実の出来事の方がよっぽど信じられない展開が待っていたのです。
ただ、ご心配なくシーズン1はとりあえず話は集結してますので消化不良的な状況にはならないかと思います。