松村北斗の繊細な演技に期待高まる!実写版「秒速5センチメートル」。「君の名は。」ハリウッド実写化の動向もチェック

今月東京で新海誠作品が特集上映されましたが、それに伴い、監督の代表作のひとつ「秒速5センチメートル」の実写映画化が今から大きな話題となっています。そして、主人公・遠野貴樹役を演じるのは、なんと人気グループSixTONESの松村北斗さん!

映画初単独主演となる松村さんが、繊細な心情描写で知られる新海ワールドをどのように表現するのか、今から期待が高まります。貴樹と明里の切ない恋物語が、実写でどのように描かれるのか、注目が集まるところです。

さらに、同じく新海誠監督作品「君の名は。」のハリウッド実写化も進行中との情報も。今回は、「秒速5センチメートル」実写版の最新情報と、「君の名は。」ハリウッド実写化の動向をまとめてお届けします。
ちなみに「秒速5センチメートル」という変わったタイトルですが、これは桜の花びらが無風状態で舞い落ちる速度を表しているそうです。新海監督らしい意味深なタイトルですね。

松村北斗が「秒速5センチメートル」の世界を生きる!

松村北斗さんは、近年ますます俳優としての才能を開花させている、まさに今注目の若手俳優の一人です。彼の演技力は、ドラマ「カムカムエヴリバディ」での繊細な青年役や、「レッドアイズ 監視捜査班」でのクールなエリート役など、多岐にわたる役柄を通して高く評価されています。

特に注目すべきは、映画「夜明けのすべて」で見せた、複雑な内面を抱える青年役。繊細な感情表現と確かな演技力で、観る者の心を強く揺さぶりました。私も見ましたが、彼なくして「夜明けのすべて」は成り立たなかったと思うほどです。

映画「夜明けのすべて」

今回の「秒速5センチメートル」実写版では、思春期の少年から大人へと成長していく貴樹の心の揺れ動きを、どのように表現してくれるのか期待がかかります。アニメ版の貴樹は、繊細で内向的な性格でありながら、芯の強さを秘めた少年として描かれています。松村北斗さん自身も、物静かで思慮深い一面を持つ一方で、内に秘めた情熱を感じさせる佇まいがあります。

彼の持つ雰囲気は、貴樹というキャラクターと重なる部分が多く、まさにハマリ役と言えるのではないでしょうか。松村さんの繊細な演技力をもってすれば、貴樹の心の機微を見事に表現してくれるに違いありません。

実写版「秒速5センチメートル」で、松村北斗さんが新たな貴樹像を創り上げてくれることに、大きな期待を寄せたいと思います。

「君の名は。」ハリウッド実写化!

松村北斗さん主演の「秒速5センチメートル」実写化で日本は盛り上がっていますが、 忘れてはいけないのが、同じく新海誠監督作品「君の名は。」のハリウッド実写化プロジェクト!こちらは、壮大なスケールで世界を魅了した「君の名は。」を、ハリウッドがどのように描くのか、制作に関して紆余曲折しましたが世界中から注目が集まっています。

「ラーヤと龍の王国」のカルロス・ロペス・エストラーダ監督、「メッセージ」のエリック・ハイセラー脚本という強力タッグで、現在も制作が進められているようです。


舞台はアメリカに変更され、登場人物やストーリーもハリウッド向けにアレンジされるようですが、 原作の持つエッセンスはしっかりと受け継がれるとのこと。「秒速5センチメートル」が繊細な人間ドラマを描き出すのに対し、「君の名は。」はスケールの大きなファンタジー要素が魅力です。

実写化によって、それぞれの作品がどのように進化を遂げるのか、今から楽しみです!

松村北斗さんが演じる遠野貴樹

これは、単なるキャスティングのニュースではありません。新海誠監督作品の中でも特に繊細な心情描写で知られる「秒速5センチメートル」の主人公を、今最も注目を集める若手俳優の一人である松村北斗さんが演じる。これは、日本映画界にとって、そして新海ワールドのファンにとって、大きな事件と言えるでしょう。

松村さんは、アイドルグループSixTONESのメンバーとして活躍する一方、俳優としても確かな実力を持つことで知られています。松村さんの持ち味である、静けさの中に光る強い意志、そして繊細な感情表現は、貴樹というキャラクターと見事に共鳴するはずです。

思春期の少年から大人へと成長していく貴樹の心の軌跡を、松村さんがどのように体現してくれるのか、期待は高まるばかりです。新海監督は、松村さんの起用理由について、「彼の持つ透明感と、内に秘めた強さが、貴樹のイメージにぴったりだった」と語っています。

松村さん自身も、「秒速5センチメートル」の世界観に深く共感し、貴樹という役に向き合う覚悟を新たにしているようです。「プレッシャーもありますが、精一杯演じさせていただきます。そして、この作品を通して、多くの方に感動を届けたいと思っています。」

松村北斗さんの貴樹役。それは、きっと私たちに、新たな感動と出会わせてくれるはずです。

実写版「秒速5センチメートル」を彩る才能

実写版「秒速5センチメートル」の監督を務めるのは、写真家・映像作家の奥山由之さん。新海誠監督とはまた違った、瑞々しい感性で知られる奥山さん。写真集「BACON ICE CREAM」で木村伊兵衛写真賞を受賞し、RADWIMPSのMVやCMなども手掛けています。奥山さんが映像で描く、透明感あふれる世界観と、繊細な感情表現に期待が高まります。

脚本を担当するのは、鈴木史子さん。NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」や、映画「百花」など、話題作を多く手掛ける実力派脚本家です。日常の中に潜む心の機微を丁寧に描くことに定評があり、「秒速5センチメートル」の切ない物語を、どのように実写ドラマとして昇華させるのか、注目が集まります。

奥山監督と鈴木脚本のタッグによって、アニメ版とは一味違った、実写ならではの「秒速5センチメートル」が生み出されるかもしれません。

ストーリーについて

実写版「秒速5センチメートル」のストーリーは、基本的には原作アニメに忠実であると予想されます。しかし、アニメ版は小学生、中学生、社会人と、主人公・貴樹の3つの時代を描いた短編3部作構成でしたが、実写版は約2時間の長編映画として制作されることが発表されています。
そのため、アニメ版では語られなかったエピソードや、登場人物たちの心情描写がより深く掘り下げられる可能性があります。原作ファンとしては、アニメ版の象徴的なシーンがどのように実写で表現されるのか、期待が高まるところです。

例えば、

桜並木のシーン: 貴樹と明里が再会を果たす、美しくも切ない名シーン。実写では、どのようなロケーションで、どのように描かれるのでしょうか?

手紙のシーン: 貴樹と明里が手紙を交換するシーンは、二人の心の距離を表す重要なシーンです。実写では、手紙のやり取りがどのように表現されるのでしょうか?

ロケットのシーン: 貴樹が打ち上げたロケットは、彼の夢や希望を象徴する存在です。実写では、どのような映像で表現されるのでしょうか?

これらのシーンが、実写版でどのように描かれるのか、想像するだけでワクワクしますね!また、実写版ならではのオリジナル要素も期待されます。
実写版「秒速5センチメートル」は、原作へのリスペクトを込めつつ、新たな解釈と表現で描かれる作品となるでしょう。アニメ版とはまた違った感動を味わえることに、期待が高まります。

公開日・制作状況

待ち遠しい実写版「秒速5センチメートル」の公開ですが、現在のところ 2025年秋 と発表されています。具体的な日付はまだ明らかになっていませんが、秋のセンチメンタルな季節にぴったりの公開時期となりそうです。

制作状況については、2024年9月の実写化発表以降、情報が少しずつ解禁されています。11月には撮影が開始されたというニュースも!

新海誠監督も自身のX(旧Twitter)で、「実写版の脚本を読ませていただきました。素晴らしいです。秋にはクランクインとのこと、楽しみです。」とコメントしており、期待の高さが伺えます。今後、新たなキャスト発表や予告編の公開など、さらなる情報解禁が予想されます。

「Reiwa今どき映画レビュー」でも、最新情報を随時お届けしていきますので、お楽しみに!

ハリウッド版「君の名は。」最新情報!

松村北斗さん主演の「秒速5センチメートル」実写化と並んで、注目を集めているのが「君の名は。」のハリウッド実写化です。2016年に公開され、世界中で大ヒットを記録したアニメ映画「君の名は。」。

RADWIMPSの音楽と共に、瀧と三葉の切なくも美しい物語は、多くの人の心を掴みました。そんな「君の名は。」が、ハリウッドでどのように実写化されるのか、世界中のファンが固唾を飲んで見守っています。

監督: カルロス・ロペス・エストラーダ(「ラーヤと龍の王国」)

2021年公開ディズニー映画「ラーヤと龍の王国」

脚本: エリック・ハイセラー(「メッセージ」)

製作会社: パラマウント・ピクチャーズ、バッド・ロボット・プロダクションズ(J・J・エイブラムス製作会社)、東宝

2023年10月に監督・脚本が決定して以降、具体的なキャストや公開時期などの情報は今のところ発表されていません。しかし、ハリウッド版ならではの変更点もいくつか予想されています。

ハリウッド版ならではの特徴

舞台: 日本からアメリカに変更される可能性が高いです。

ストーリー: オリジナル版を基に、ハリウッド向けにアレンジされると予想されます。

登場人物: キャラクター設定や名前が変更される可能性があります。

期待と不安

ハリウッド実写化に対しては、期待と不安の声が入り混じっています。原作ファンからは、アニメ版の世界観やストーリーが壊されないか、不安視する声も。一方、ハリウッド映画ファンからは、壮大なスケールと映像美で描かれる「君の名は。」に期待する声が多く聞かれます。

果たして、ハリウッド版「君の名は。」は、どのような作品になるのでしょうか?今後の情報解禁に期待が高まります。

新海誠ワールド、実写化で新たな感動を!

今回は、新海誠監督の2作品、「秒速5センチメートル」と「君の名は。」の実写化プロジェクトについて、最新情報をお届けしました。

松村北斗さん主演で贈る「秒速5センチメートル」は、2025年秋の公開に向けて、着々と制作が進んでいるようです。アニメ版とは一味違った、実写ならではの表現で、新たな感動が生まれることに期待が高まります。

一方、「君の名は。」ハリウッド実写化は、まだ具体的な情報が少ないものの、世界中から注目を集めていることは間違いありません。ハリウッド版ならではのスケール感と映像美で、再び世界を魅了してくれることでしょう。

「秒速5センチメートル」と「君の名は。」

どちらも、新海誠監督の繊細な世界観と、美しい映像表現が魅力の作品です。実写化によって、それぞれの作品がどのように進化を遂げるのか、今後も最新情報から目が離せません!「Reiwa今どき映画レビュー」では、引き続き、実写化プロジェクトの動向を追いかけていきます。

どうぞお楽しみに!

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